鐘毓 野心家鐘会の兄 弱虫ラディッツじゃないぞほ~!

どうも! 諸葛菜です!

鐘会の兄、鐘毓将軍だ!

鐘毓(生年不詳-263年)

ウィキにはいろいろ書いてありますね。鐘毓さん。 演義では第107回のエピソードで名前が出てきただけ。 夏侯覇姜維が、マッタリと酒宴で話し込んでいる時でしたね。

「今、魏には気鋭の若者が二人おりましてなあ・・・」

と、夏侯覇

魏の皇帝曹丕に鐘毓と鐘会が謁見。当時、鐘会は7歳、鐘毓が8歳。鐘毓が皇帝の前でおそれおののき、満面、汗みずくとなっていた。 「おそれおおくて、汁のごとく汗が出るのでございます」

と、鐘毓が回答。

対する鐘会は、

「おそれおおくて、汗も出ませぬ」

と返答。

優秀な弟と比べられた、凡な兄貴と言う感じで比較されています。演義での出番はこれだけです。 これではつまらないので、中国語サイトをちょっと調べてみました。曹叡が、蜀の孔明がたびたびキ山に出陣しているので、蜀討伐軍を起こそうとした際、鐘毓がこれを諌めました。国内が旱魃や水害に悩まされており、うちを固めてから出ないといけないと上奏。

弟と比べて、ひ弱な兄というイメージがありますが、決して頭の悪い武将ではないですね。

むむむ・・・。 それにしてもいじれないキャラだ・・・。