蒋延 諸葛恪に付きまとう白虹を早くも察知

どうも! 諸葛菜です!

呉のトップバッターは蒋延さんだっ! えっ?ウィキにも載っていないから知らない?ええ・・・わずか1ページにも満たない部分にしか登場していませんから・・・。

[caption id="attachment_1755" align="aligncenter" width="600"] 百度より[/caption]

 

登場回は演義の第108回。

南下する魏軍を撃退するため諸葛恪が出陣。諸葛恪が魏の侵攻を跳ね返し、余勢を駆って北上しようとします。さあ、出撃って時に一条の白気が地上より起こり、全軍を巻き込んでしまいます。 蒋延が、

「これは、いわゆる白虹(びゃっこう)にて、いくさに敗れる兆しでござります。魏を討つのは思い止まられ、いったんお引き上げになるのがよろしかろうと存じます」

勢いに乗る諸葛恪に冷や水をぶっ掛けるようなこの発言。

まずいぞ、蒋延・・・。

諸葛瑾は温厚だったけど、この息子は頭は切れるが、心もキレやすい奴なんだ・・・。 案の定、諸葛恪は蒋延を打ち首にしようとします。

しかし、諸将一同が命乞いをしたので、何とか死罪は免れます。いい同僚を持ったな蒋延・・・持つべきものは同僚だ・・・。それでも諸葛恪は収まらず、彼を平民に落とします。

結果、戦そのものは大敗。 後年、諸葛恪が暗殺される間際も白虹が立ち上っています。

今日の教訓

生き残るためには、蒋延のような危険予知システムを備えた配下を持つことが大事です!