桓彝 呉の忠臣とは俺のこと! そして、出落ちの鑑です・・・

どうも! 諸葛菜です。

今日も呉の武将だぜ!出落ちをくまなく掬い上げる、否、救い上げるのがこのブログの使命。読者の「もっとメジャーな武将が読みたい!」という要望すらも無視して進行していく冷酷なブログ…

それが、「孔明死後の三国志演義後半(中略)」だっ(゚Д゚) 冗談でございますよ・・・。(;´▽`A``読者様あってのこのブログです・・・今後ともよろしくお願いします!( ゜∋゜)

さて、今日は桓彝。 登場回は演義第113回。 孫亮の孫チン暗殺計画が露見。孫チンは関係者を抹殺し、文武百官を朝廷に集合させる。

「いま、天子は淫乱の所業多く、身体弱く、暗愚にして天下の道を廃れさせている。天子として仰ぐことはできぬゆえ、廃すべきであると思う。異議を唱えるものは、謀反の心ある者じゃ!」

一度、彼の威勢を恐れ、

「将軍の仰せ、何なりと従いまする!!」

恐れおののくモブども。 こいつらにタマは無いのか・・・?

しかし、尚書の桓彝が一人奮然として列座の中より躍り出で、孫チンを指差して激しく罵た!

「陛下はご聡明にあられるぞ!貴様、何を無礼なことを言うか!わしは逆賊に従うくらいなら死んだ方がましだ!」

桓彝・・・良くぞ言った・・・!

だが・・・。 孫チンは当然激怒。孫チンによって手討ちにされてしまいました。

おや・・・?

演義本の桓彝の横に(注釈)標記が?

なんかあるのか? と思って、回末を見てみたら、

注一 桓彝 テキストでは桓懿となっているが、嘉靖本によりただした。

自分のようにな一般読者にはどうでも良い情報だったぜえ・・・。廃帝にされるシーンでよく出てくるのが、桓彝のような人。これだけ気骨があるのなら、孫亮がこうなる前に何とかならなかったのかなあ・・・。

惜しい人物でした。