劉丞 命令どおりに仕事をこなしてきたけど、最後は哀れ・・・

どうも!

諸葛菜です。

呉の将軍劉丞です。

劉丞(生没年不詳)

演義での登場回は113回。 孫チンを誅殺するため、孫亮は全紀に命じて劉丞に城門を奪い取るよう指示しました。孫チン暗殺は当の本人に洩れてしまい、孫チンに先手を打たれて逆に劉丞を捕らえれ、殺されてしまいました。 終了。 劉丞の活躍を探してみました。 当時、呂拠が「孫チンが丞相に大抜擢」されたことについて不満を鳴らしたため、孫チンに命じられて呂拠を攻め下していました。

 

劉丞のことはさておき

PS. 近所の本屋の歴史小説コーナーを見ていたら、「それからの三国志 上・下」を発見。

なんだこりゃ!?(((゜д゜;)))

前にどなたかコメントしていたような気も・・・。 ムムム…あえて三国志演義で言うと105回~120回までをピックアップして小説にするとは…三国志全般の知識はもちろん、相当な妄想力、読者をひきつける文章力が無ければ難しいのでは…と思いました。

表紙の帯に「10万部突破!」とありました。売れていますね(;´▽`A``。ちょっと立ち読みしてみましたが、鐘会たちのセリフがずいぶん口語体でしたね。パッと立ち読みしただけですが、ちょっと微妙だなあと思ったので、アマゾンのレビューをチェック。

ポジティブコメント

「昔から「三国志」は大好きでしたが、三国時代はどうやって終わるのか、天才・孔明が亡くなったあとの覇権争いについてはほとんど何も知りませんでした。この本を読んですべてがスッキリした思いです。司馬一族の野望に対して、姜維が見せるひたむきな情熱に感動です。 」 「三国志の末期を刻銘に綴った作品です。諸葛亮孔明亡き後の蜀を支えた姜維と、その姜維の牙城を突き崩し蜀を制覇せんとする司馬昭。また司馬昭の元で姜維を討ち手柄を挙げんとする鐘會とトウ艾。必至の防戦を繰り返す姜維を放置し宦官に騙され酒色におぼれる蜀の愚帝・劉禅。 同時期に繰り広げられた様々なドラマを判り易い文面で紹介しています。 鐘會とトウ艾の心理戦の描写がスリリングで見事。また偽りの降参で鐘會を抱き込み、蜀再興を誓った姜維の心中が丁寧に書かれていて大変面白かった。 三国志は奥が深く、突き詰めれば突き詰めるほどマニアックな世界に入り込んで行きますが、それとは違う視点から三国末期の状況を見てみるのも面白いと思います。一般的には題材にも取り上げられない地味な時期の物語ではありますが、それでも実在した彼らは自国のために必死に生きた。その熱意が確実に伝わる、魂を揺さぶる物語ではあります。 」

ネガティブコメント

「漫画やドラマ等で三国志を知った方がより詳しく知りたい場合に手を取るような本ではありません。地域や身分やその他専門用語等、頭に完全に入っていないといちいち調べながら読まなければ内容を理解するのは難しい。かと思えば突然口語的になったり、作者の感情移入丸出し等、学問的に読むにしてはあまりにも稚拙。気軽に読める本ではなく、しっかり調べられるような本でもない、とても中途半端な内容です。もっと気軽に三国志に触れたい方、もっとしっかり三国志を知りたい方は他の本をお勧めします。下巻など買う気も起きない。 」 「一応「三国志」なのに,呉の記述が少なすぎ&調査不足でした。あれなら無いほうがよかった。蜀については,ファンには目新しい情報はないと思うけれど,読みやすくまとまっていてよかったです。なかなか見ない三国末期の話なので,かなり期待したのに,,というがっかり感により,呉好きのわたしとしては,☆2つで。題は「姜維伝」とでもしたほうがよかったのでは。 」

参考:【文庫】 それからの三国志 下 陽炎の巻 (文芸社文庫)

姜維放置はいかんわな・・・σ(^_^;) 立ち読みで止めておいたのですが、やっぱり買ってみます。 あまり期待しないで読んでみて、書く気がおきたらブログで感想をアップさせていただきます。