王韜(オウトウ) 司馬昭の主簿 祈祷をすすめるのは反則

どうも! 諸葛菜です!

今回は司馬昭の主簿王韜。

誰よ?w

[caption id="attachment_1775" align="aligncenter" width="322"] 百度より[/caption]

いや…俳優の王韜さんじゃなくてですねえ・・・。わたくし諸葛菜も俳優の王韜さんを知りませんけど。

登場回は演義第109回。 司馬昭姜維と戦い、徐質が討たれ、鉄籠山という山へ追い詰められます。司馬昭が山頂で陣を張ったものの、100人程度が喉を潤す程度の小さな泉があるのみ。このままでは兵士や軍馬の喉が渇くだけでなく、極限状態に陥ってしまったときの兵士たちがどんな行動をとるか分かりません。飢餓に襲われると味方の大将を殺して、敵軍に投降してしまうのが戦国の常。

「ああ、わしの命もここまでか・。・・」

と、司馬昭長嘆。 この後、後の人が作った詩が書いてありますが、どうでもよさそうなので割愛。

ここでやっと王韜さんの出番。

「むかし耿恭が囲まれたとき、井戸を拝んで甘泉を得たとか伝えられております。これにならわれてはいかがでござりますか?」

・・・ちっ余計なことを・・・。(-з-)

司馬昭、念じ終わるや、泉がこんこんと湧き出して、汲めども尽きず、ために人馬は死を免れたのであった。

・・・なんかずるくね??( ̄_ ̄ i)

ここまで追い詰められておいて、祈祷で危機を回避とは・・・。 公孫淵が飢餓に襲われた兵士を警戒したように、司馬昭が味方の兵士におびえるシーンとか見たかったなあ。

もしくは、同行していなかったけど、尹大目さんあたりが祈祷中の司馬昭の御前にまかり出て、ろうそくを2,3本倒すとか。

「こ、これは粗相をっ・・・!ニヤリ」

魏延みたいな奴がいればなあ・・・。