郭循 費イを殺した魏の降将
どうも! 諸葛菜です!
演義では、その活躍はおろか、名前すら出てこなかなった男・・・魏の鉄砲玉郭循だっ!
[caption id="attachment_1895" align="aligncenter" width="357"] 著作者:Jeyhun85[/caption]
費褘の死去。 蜀漢の四大宰相の最後の一人は、暗殺で人生の幕を閉じました。
魏の降将郭循が蜀の不定期慰労会に招かれ、快く参加。蜀の支柱費褘がざっくばらんな性格で、外部の人間に対しても砕けた雰囲気で話をする性格に付け込み、郭循は費褘に近寄ります。
「帰順したばかりのものを余り信用してはならない」
と、費褘に警告していました。現場の状況等よく分からず、手元に資料も無く、妄想いたします。
妄想
郭循を指し向かせた黒幕は?
費褘暗殺を成功させた郭循。
これは、郭循がクレイジー野郎だったのか、魏に対して忠義の士であり、独断での反抗だったのか。
と思っていました。
・・・あくまで単独犯だと思っていました。
しかし、このブログを立ち上げ、武将記事を書くたびに、三国志演義後半を何度も読み返していると、思わぬところで、容疑者を発見。
こいつが、郭循へ暗殺指令を与えた様子。
問題のシーンは演義第115回。
司馬昭は、姜維が沓中に屯田し、いまだに片付けられないことに、大いに怒っていた。
「姜維は孔明の兵法をくまなく心得ておりますゆえ、(中略)知勇兼備の大将を一人遣わして刺し殺させますれば、大軍を動かす手間も省けるのではござりますまいか?」
と、司馬一族の腰ぎんちゃく賈充閣下が発言。
うわ~やっぱりこいつか??!\(*`∧´)/ 事実はどうあれ、賈充のせいにした羅貫中先生、多くの三国志ファンは「費褘殺しは賈充がやった」と思わせることに成功しておりまするぞっ!