董蕨(とうけつ) 剣閣の鐘会軍は俺が食い止める!

どうも! 諸葛菜です。

今回は蜀の輔国大将軍を紹介しまっす!

董厥殿であります。輔国大将軍ってどれくらいえらいんだろう・・・?

三国志7まではちょくちょく顔を出していた覚えが・・・。能力は平均的。斜陽の蜀においては、貴重な武将です。

 

剣閣に立てこもれ!

さて、演義での登場回は第117回。 マジで滅亡する5秒前の蜀に登場します

魏の大軍来る。 蒋舒は降参、傅僉は討ち死に。王含、蒋斌も城を明け渡し、胡済は支えきれず退却。沓中に駐屯していた姜維が迎撃しますが、伴っている大将らしい大将は副将の甯随のみ。

金城の太守楊欣、諸葛緒やらに挟撃され、姜維は剣閣に籠もります。

姜維 part8 剣閣に立て籠もるも降伏 鍾会とともに反乱

この時、董厥は2万の兵で剣閣を固めていました。姜維たちを剣閣で迎えた董厥は挨拶もそこそこに、男泣き。黄皓劉禅の饐えっぷりを泣く泣く姜維に訴える。姜維は、心配するな、わしがおる限り、蜀を魏にみすみす渡すことは無い。と董厥を励ます。

「この関を守りきることは出来ましょうが、成都は全くの空になっております。もし敵に襲われたら、足元より崩れてしまうと存じます」

しばらく、鐘会の大軍を防ぎとめていましたが、成都が鄧艾の強襲を受け陥落。 姜維らと共に董厥も降服。姜維が鐘会を利用して、謀反を企てるものの失敗。

劉禅が洛陽に移っても、董厥は同行せず。病と偽って引きこもり。心痛の末、死んでしまう・・・。

董厥の活躍はもっと見たかったなあ。姜維の北伐に同行していれば、蒋斌や蒋舒よりもいい働きしただろうに。

 

妄想

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剣閣防衛戦の描写が無かったのも残念。

董厥「撃てー!者共っ!肩が脱臼するまで弓を引き絞れイっ!」

これぞ孔明が発明した連弩。董厥が矢を放つや、たちまち夏侯咸の胸を貫き、皇甫闓のこめかみを貫く・・・っ!魏軍はたちまち総崩れに・・・!

董厥「門をあけい!わしが騎兵でもって、鐘会の胆を挫いて来てくれる!」

甯随「お待ちくだ(略)」

董厥「貴様、わしが打って出ようと言うのに、味方の指揮を乱す(略)」

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