張明、花永、劉達、朱芳! 王経将軍の四天王!王経には指一本触れさせねえ!
張明、花永、劉達、朱芳? 「ああ、洮(トウ)水の戦いで王経将軍の配下で姜維と戦った魏将だろ?」
って言っちゃうあなた! おかしい・・・おかしいですぞ!
知らない人は演義の第110回を読んでみよう! この4名、ウィキには名前だけしか載っておりません。 中国語サイト「三国査」にも掲載されていませんでした。
蜀の姜維はまたまた北伐を開始。 雍州にいる魏の王経ははとりあえず(原文ママ)歩騎7万の軍勢を起こして迎え撃ちます。 王経は姜維と口げんかをしたのち、張明、花永、劉達、朱芳を顧みて、
「蜀の軍勢は水を背にして陣をとっている。いったん敗れたら、一人残らず溺れ死ぬばかりじゃ。姜維は剛の者ゆえ、そなたたちは4人していっせいにかかれ。彼がもし一歩でも退いたら、すかさず追い討て!」
張明「頭が高いのお・・・こっちは4人がかりだぜ、カカカっ」
と、四人はいっせいに姜維に挑みかかります。 数合も渡り合うや、姜維はわざと逃亡。トウ水の西岸に逃げ将兵を鼓舞します。
戦況は一変。追い詰められた蜀軍が巻き返し、魏軍はさんざんに斬りたてられる。
王経は100騎程度を連れてほうほうの体で退却。
張明、花永、劉達、朱芳の生死は定かではありません。 戦いぶりを見るに4名がこの100人の中に入っている気が全くしないのですが・・・(汗)。 私の思いすごしでしょうか(笑)。 張明、花永、劉達、朱芳・・・。 姜維、夏侯覇、廖化あたりに派手にぶった斬られて、
かませ武将の華を咲かせて欲しかったですな。