三国志演義後半の武将をトランプで見てみようコーナー part2
どうも!
諸葛菜です!
三国志演義トランプ、面白いですね。 演義では挿絵がそれほど多くはありませんので、演義の名シーン、迷シーンを描写してくれるトランプはとってもありがたいです。
小説を読んで自分でイメージした人物像と映像化された人物像とギャップが有ると尚楽しいです。
三国志演義トランプをご紹介!五丈原で手に入れたおみやげです PART1
さて、行ってみましょうか、三国志トランプ三国志演義後半キャラ!
トップバッターは
華陀です。 全然後半じゃないですよね^^;かっこいいので載せちゃいました。
最初見た時は松尾芭蕉かと思いましたよ。
旅のお医者さん、なかなか決まっていますよね。 演義では頭痛に苦しむ曹操に召喚され、治療を頼まれました。華陀はドタマをかち割って病根を取り除こうと言ったら、曹操に牢屋に打ち込まれた挙句、獄死。
ヒデエ・・・。
バファリンやEVEA錠がなかった時代は大変でしたなあ…。
「俺の名を言ってみろ!!」
「俺を殺すものがいるかあ!」
三国時代のランボーこと魏延さん。 言わずと知れたきかん坊。だけど勇猛で忠義に厚かった御仁です。演義では孫権に器量の狭さを笑われていました。
横山三国志では、司馬懿父子と共に焼き殺されそうになったり散々な目に遭いました。
費褘(ヒイ)も諸葛亮に、
「捨て置くと危ないから、早めに処理したほうが国のため」
と言ったり、
諸葛亮も
「それはわかっているけど、あの武勇はもったいないよね」
と、一定の評価をされてはいましたが、、秩序を重んじる蜀文官とは仲が悪かったため、最後は馬岱に背後から斬り捨てられるという哀れな結末に・・・。
諸葛亮の北伐の最前線を支えていたのは間違いなく魏延。 王双を打ちとったのも魏延。
参考記事:魏延 孤独で自信過剰で勇猛で忠誠心があった蜀の武将
司馬炎。 父司馬昭の死後、晋王から晋皇帝になった武帝司馬炎。 受禅台を築いて穏便にことを運びましたが、中身は…簒奪^^; お尻を向けているのは魏帝曹奐でしょうか。随分丸くていいケツしています。貴様の時代は終わったと吐き捨て睨みつけている司馬炎。 四つん這いになり、打ちひしがれてうなだれる曹奐。
このイラストを書いた人、グッジョブです。司馬炎よりも曹奐 の方に目が行ってしまうのは私だけでしょうか。。。
伸ばした人差し指をこれから挿れるぞ!みたいな・・・。
曹奐「御意・・・」
司馬懿 諸葛亮に何度もはめられながらも、策略の限りを尽くし、持てる力の限りを尽くし、諸葛亮の猛攻を防ぎきった名将。
このイラストは、諸葛亮孔明が女衣金冠を送られた際に同封されていたラブレターを読んでいるところでしょうか?こんな恥ずかしい文面を隣で見ているのは息子の司馬師か司馬昭でしょう。 諸葛亮に挑発されても兵を動かさず、いきり立つ部下たちにも押されず、断じて守備に徹底した図太さを持った男。略もすばらしいですが、精神的な図太さ、生命力については諸葛亮をはるかに凌駕しておりましたな…。
廖化。 正史では関羽の荊州時代から登場。 演義では黄巾賊の残党として登場。
関羽の劉備奥方輸送中に運命的な出会いを果たす。その後、劉備軍の麾下となり、関羽をよく助け大活躍しました。
イラストは司馬懿を追い詰めた時のシーンですね。分かれ道があり、司馬懿が投げ捨てた冠が転がっている道を伝って追撃してしまった正直者。司馬懿は冠を捨てた反対側に逃げていたんですね~w悪運の強いタヌキです。
廖化は冠をゲットして大喜び!
「魏の大都督の冠を手に入れたぞ~いっ!」
と、酒宴で大騒ぎしていましたね。 それを見ていた諸葛亮もよくやったねと声をかけていましたが、心中、
「関羽だったら、司馬懿の機知を見ぬいて反対の道へ追撃したであろう…蜀の武将も小粒になった」
と、三国志の読者にこぼしていました。
関羽や五虎将と比べたらあれだけど・・・決して小粒ちゃんじゃあないぜっ!
演義後半では麒麟児姜維に従い、北伐。後半はモチベーションが激減していましたが、関羽~姜維まで支えた蜀の名将の一人です!
張翼: イラストを見ると、三国時代のカウボーイハットをかぶったトウ艾閣下ですよね^^;?
カードのタイトルを見ると張翼追撃とあります。カード本文は『張翼が一軍を率いて殺到、挟み撃ちにして、魏を大いに敗った』とあるので、後ろに小さく写っているのが張翼でしょうね^^;トウ艾逃亡とかにすればしっくり来るんですが…肝心の張翼が小さすぎっ( ゚д゚)!
諸葛亮。 劉備三兄弟、五虎将在世のおりは、余裕綽々で策略をめぐらし、政略、戦略、戦術面で大活躍。三国志演義前半(草蘆から入蜀)はまさに孔明の計略通りことが進んで、孔明最強!周瑜も魯粛も歯が立たず、スターをゲットしたマリオ並みの無双ぶりを発揮していました。
しかし、劉備三兄弟、五虎将の死後は、遊び好きの太子劉禅を託され、手足となる武将も五虎将ほどの者がいなくなり、気苦労が絶えませんでした。
諸葛亮北伐は面白いですけど、カク昭や姜維、司馬懿に煮え湯を飲まされ、弱気になるシーンが多々ありました。
そして、横山三国志の後半部分では、孔明の「むむむ…」が度々見られました。孔明の敵をはめた時の「ははは・・・」も前半と比べて少なくなった気がします。北伐時代は李厳の部下や劉禅、その他モブ武将に足を引っ張られ、外敵だけでなく内憂、それと自分の体との戦いでした。
孔明は五丈原にて54歳で病没。 50歳以上生きたので、当時としては決して短命ではないのですが、孔明の場合に限っては早死した感じがして、とても惜しいです。
演義後半に出てきた武将をピックアップしてみました。 面白い武将や女性キャラがいたら、また記事に載せますね~。 このトランプ、大好きになりました^-^