田章 鐘会に従って蜀討伐戦役に参加したモブ武将 夏侯咸、王買たちと一緒に頑張った
どうも!
諸葛菜ですっ!
なんとか年内に点呼落ち武将どもをはけさせなくては!ということでガンダムのスパイスを入れて連日投稿中!
今日は田章だっ!
演義での登場は第116回。 羅貫中先生に点呼された武将。鐘会の部下として蜀へ進軍しました。
中国語のサイトを見ていたら、こいつ、蜀の軍勢を蹴散らしていたようですね。魏が晋になってからは、奮威護軍となりました。
その後、鮮卑の反乱が起こり、鎮圧にあたっていた胡烈が鮮卑の樹機能に殺されました。田章も鮮卑の反乱を抑えるため戦っていたそうです。
と、夏侯咸、王買らと比べて、その後のエピソードがあるだけ大分ましです。
- 龐会(ホウカイ) ホウ徳将軍の忘れ形見、父の仇を討つため関…
- 夏侯咸 鐘会に従って蜀へなだれ込んだ一モブ武将
- 王買 蜀の滅亡に一役買った、夏侯咸らと同列モブ武将。もはや…
- 田章 鐘会に従って蜀討伐戦役に参加したモブ武将 夏侯咸、王…
- 皇甫闓(コウホカイ)姓は一流、皇甫嵩将軍の一族なのでしょうか?あと、爰セイも
田章曹長
鐘会軍は姜維の立て篭もる剣閣に釘付けになっていた。
王買の烏桓重装騎兵も壊滅。井闌車(せいらんしゃ)の多くが破壊され、矢、食糧も尽きかけ、兵士たちの戦意は落ちていた。 鐘会はやむなく、補給を依頼することを決意。 討伐軍の後方にいる田章へ連絡をした。
「猛き彗星が補給を欲しがるとはな。ドジをやったのか?」
補給担当の田章は皮肉めいた口調で応酬した。
「武器庫、食料庫の扉を開けいっ!伝送帯、ドッキング急がせ!」
鐘会は手早く部下たちに命令を飛ばした。 田章の補給部隊が到着。
しかし、剣閣からまさかの奇襲。立て籠もっていた蜀軍が打って出たのだ。
姜維軍副将の甯随(ネイズイ)率いる5000の精兵たち。魏の陣営を荒らしまくっている。蜀軍の奇襲に翻弄され、鐘会のいる中軍も収拾がつかず、鐘会自身も馬に乗り屈強の者どもを率いて抗戦。
「ええい!蜀軍の甯随は化け物か!!」
猛る猛き彗星鍾会。 中軍の精鋭達まで次々と倒されていく。 補給部隊の一部も敵襲を受け始め、さすがの田章も慌て始めた。
「井闌車も弓矢も食糧も鐘会に渡してやる!補給部隊の面子にかけてな!」
田章はそう言いながら、作業服のまま補給作業を完遂させようと井闌車の格納を急いだ。
そこへ、補給部隊を叩きに来た甯随本隊と遭遇。甯随の攻撃目標は鐘会のいる中軍ではなく、補給部隊の殲滅であった。
騎乗の甯随は薙刀を振るい、田章に斬りかかった。
「素人めっ!間合いが遠いわ!」
薙刀をスウェーでかわし、丸腰のまま甯随の乗る馬に体当たり。 蜀の黒王号と言われた巨体を誇る甯随の愛馬をぐらつかせた。
この行為は甯随を怒らせただけだった。渾身の一撃により、田章は両断された。。。 ええ、もちろん田章は死んでませんっ!
大丈夫ですっ!
残すは爰セイと皇甫カイだけだな・・・。