王買 蜀の滅亡に一役買った、夏侯咸らと同列モブ武将。もはやシリーズと化した

諸葛菜です!

どうしようもない点呼出落ち武将シリーズです。飽き飽きしたかと思いますが、耐えてください。

私も耐えています(笑)。

lgi01a201310081800 演義第116回で夏侯咸らとともに、羅貫中に点呼されただけのキャラ王買。 活躍は他の連中と一緒。姜維を追い詰めました。

ネットなどで調べても、特筆すべきことはなし。 「鍾会にしたがって、蜀討伐戦争に参加した~、姜維を追い詰めた~っ」てだけ。

機動戦士ガンダムのシーンをおりまぜて、妄想全開で書くしか方法がないと、諦めておりますので、ダラダラと書かせて頂いております。まあ、鍾会にしたがって戦ったんでしょうけど、彼なりのドラマもあったと思うんですよ。

 

相手は姜維ですよ。 それも、剣閣に立て籠もった…。

なにもないわけ無いじゃないですか…。

鍾会姜維を剣閣に追い詰め、雲梯や衝車、発石車(はあったのかなあ?)などを使って剣閣を息もつかせず攻めていたんですよ。

鍾会が息をつかさず攻め立てても、剣閣は一向に落ちる気配はない。

鍾会の軍勢は多勢とはいえ、姜維の連弩の法により、日々削られており、兵士からも不満が出始めていた…。なんとか、打開せねばならない状況だ。

鍾会将軍!出遅れていた王買様がご到着されましたあっ!」

烏桓の土地を削りとった魏国は、烏桓産の重装鉄騎兵を編成。従来の鉄騎と比べて装甲ははるかに厚い。

王買は重装鉄騎兵1万を率いて剣閣に到着、すぐに鍾会に目通りした。

鍾会は挨拶もせず、腰にはいている飛龍剣を抜き放ち、渾身の突きを王買に見舞った。王買の重装甲にぶち当たり、激音とともに飛龍剣は砕け散った。

「さすが、烏桓の装甲だ…なんともないぜっ!」

嬉しそうに笑う王買。

鍾会はすぐにでも剣閣の門をぶち破るために、王買とともに軍議を開いた。

「新たに1万の王買重装騎兵が間に合ったのは幸いである。20分後には剣閣の正門に突入する。この剣閣に騎兵で戦闘を仕掛けたと言う事実は、古今例が無い。  (中略) しかし、敵が我軍の雲梯、井闌車(せいらんしゃ) に全神経を集中している今こそ、騎兵で門を攻撃するチャンスだ。

第1目標、剣閣正門!第2目標、董蕨(とうけつ)!

戦闘時間は2分と無いはずだが諸君等であればこの作戦を成し遂げられるだろう。期待する!( ゚д゚)」

鍾会は集まった王買軍に作戦を伝えた。

連弩の雨の中、果たして無事に正門までたどり着けるのだろうか。将兵たちの表情は緊張していた。

王買、1万の重装騎兵を率いて突撃。 連弩は井闌車に向けられていたため、王買軍へ照準を合わせるのに時間がかかった。

このままなら門に辿り着ける…王買は確信した。

しかし、先頭の重装騎兵たちが乱れ始めた。

諸葛亮孔明が残した連弩が、烏桓の重装甲をもぶち抜いたのだ。 王買の周囲の騎兵まで怪我を負い始めたので、慌てて退却を命じた。

後続の騎兵たちの勢いは止まらない。

「しょっ、鍾会将軍!助けてください!後続の部隊が、げっ減速できませんッ!!鍾会将軍っ!!助けてください!!」

後続の軍とひしめき合っている間、味方の騎兵はどんどん討ち取られていく。

「王買…烏桓産重装甲には連弩に耐える性能はなかった…、気の毒だが…しかし王買…!無駄死にではないぞ!」

王買は連弩の雨の中で…その息を引き取った…。

  いやいや、王買は死んでいません^^;! 妄想です。 このあたりのモブ共の紹介は空想でカバーですな。