正史三國志群雄銘銘傳なる三国志本をアメーバブログの公式ページのサイドバーで発見w

どうも!

諸葛菜ですっ!

アメーバブログのマイページ。 時々というか、よく広告が入りますよね。私が三国志好きなのを知ってか知らずか、坂口和澄先生の「正史三國志群雄銘銘傳」が貼ってありました。

ページを開いてみると、かなりの高額書籍。

気になるランキングは800,655位^^;

・・・ほとんど売れてねえっ!

こんなの発売していたんですね。ちょっと驚きました。 734ページのそうとう分厚い本です。データベースを見てみると、

三國志の群雄その知られざる実像に迫る!『演義』に登場する架空の人物たちの略伝を増補。人物事典最多の730人収載。正史に紀伝を持つ人全員に加え、注に登場する重要人物も掲載(562人)、『演義』が創作した架空の人物168人の略伝を収録。巻末に人物索引(五十音順)を設けた。

とのこと。 マニアックな本だな~~^^。 正史とうたっているのに、やっぱり演義の架空武将たちも登場させるのですね。そんな彼らの略伝まで増補^^;。坂口先生、相当心血を注いでらっしゃいますね。

レビューを見ればわかります。

てっとり早く正史の人物伝を知りたい方には非常に便利な一冊。ちくまの訳本は文庫本サイズでも全巻揃えて一万二千円ぐらいします。これはその1/3の値段で、晋書や後漢書の記事までわかる。また増補版は三国演義のみに登場する人物の略歴も簡単に紹介している。図表もあり、非常に便利である。 ただしかし!主要人物の項目は著者・坂口氏の持論が展開されており、けだし達見とは申せ、ビギナーの方々は偏った観点を抱いてしまい、その後の研究や考察の参考になるようで障害にもなる。 あくまで「坂口氏の持論」である事を考慮して読む事が肝要。氏は結構飛躍的な論点を持っているからだ。

うむ。 坂口氏の持論について指摘され、この方の読み口も鋭いですね。 私は演義三国志しか知らないので、坂口氏の本を読む時は「ふむふむ」で終わってしまいます。 坂口氏の本を3冊読みましたが、蜀好きの司馬家嫌いは、読んでいて気持ちがいいです^^; 司馬家嫌いを公言していますし、孫皓が賈充をやり込めたシーンがお好きなようです。 三国正史や三国志を読んだことのない人が読むのはキツイかもしれませんが、三国志を読んだことのない人は手に取らない本なので、ある意味安心。 坂口氏の本を手に取る人は、一度でも三国志を読んだことのある人でしょうから、三国志や正史にない違った見方を楽しめるので面白いと思います。

この本は2008年に出版されましたが、坂口氏は御年78歳。 凄まじい精力です。この先も頑張って執筆を続けて欲しいですね。

正史三國志群雄銘銘傳はこちらです^-^

正史三國志群雄銘銘傳