胡奮 地味で手堅い良将。親父の胡遵みたいです。

どうも!

諸葛菜です! 地味武将で派手に散っていない、手堅い武将だと? いるぜ・・・胡奮! 父:胡遵 娘:胡芳 弟:胡烈 甥:故淵

まずは演義第112回。

諸葛誕が反乱を起こしたので、その鎮圧に当たりました。兵糧攻めで、内部分裂した諸葛誕軍が半ばやけっぱちになって城外へ繰り出してきました。

つり橋の際まで諸葛誕がやってきたとき、胡奮はばっさりと諸葛誕を一刀両断。 セリフも何もなく終わり。 おいしいところを持っていきました。

ここから一気に演義第120回へワープ。 呉討伐をようやく決意した司馬炎。 その命により、胡奮も夏口から5万の兵を率いて南下します。杜預は猛驀進で呉を一気に南下。建業を落とす計画を立てていると、胡奮が、

「呉は百年来の大敵にて、ことごとく帰順させるにはまだ手間取ろうかと存知ます。しかも、昨今は春先の大水の季節ゆえ、久しく留まるのは味方の不利。冬の来るのを待って、一挙に攻め取るがよろしいと存じます」

この言は用いられず、杜預は一気に建業へ向かいます。

胡奮の出番終了。

史実では、上記のように杜預を諌めてはいないそうです。武人として一生を過ごしてきたようですが、晩年になってからは学問にも力を入れていたようです。

胡芳が皇帝司馬炎の夫人となってからは、「皇帝の外戚となって滅びなかった家はない」と悲嘆していたそうです。

あ~あ・・・無難な武将だったぜい・・・。