巫女 黄皓が連れてきたばっくれ上等の巫女さん
どうも! 諸葛菜です!
お盆休み中ですかね。社会人ですと休みが短いですな…。うちは3日間だけです。こんなクソ熱い季節に、仕事のやる気なんぞ出てきませんや。
今日は黄皓お抱えのシャーマン(巫女)さんです!
何?武将じゃないって?
気にするな!∑(゚Д゚) ここで登場する巫女は、下の文書で言う海外のシャーマンですな。
ウィキより抜粋。
これらの呼称に関する点から、柳田は「もともとこの二つの巫女は同一の物であったが、時代が下るにつれ神を携え神にせせられて各地をさまよう者と、宮に仕える者とに分かれた」という説をだした。なお、日本に限らず海外の女性シャーマンも巫女と訳されることが多いが、堀一郎によれば日本の巫女は「海外のシャーマンのように、全員が精神的疾患を持っていない」「『神にせせられて』さまようものの、いわゆる憑依の症状をしていない」「そもそもシャーマンは「口寄せ」をしない」と言う点から、歩き巫女を含めた巫女と海外のシャーマンを区別しうるとする[2]。
さて、
演義第116回。
鄧艾・鐘会が大軍を率いて蜀へ来攻。この由を姜維が劉禅へ上奏しました。劉禅はすぐに黄皓を召しだします。
黄皓は、
「姜維が功名をあげたくて、申してきたもの。お気になさらず、巫女に吉凶を占わせては」
と、のたまいました。いつも迷ってばかりの劉禅が、この時ばかりは即決。すぐに祭壇を整えさせ、巫女を車で迎え入れさせ、玉座に座らせました。
VIP待遇です(o^-')b
劉禅自ら香をたき、祈り終われば、巫女はやにわに立ち上がり、髪を振り乱し、素足で殿中を数十遍跳ね回り、祭壇の回り始めました。
黄皓いわく、
「あれは神が乗り移ったのでございます!人払いをなされませい!」
ふぁ~あ。。とんだ茶番だぜい…。(`・ω・´) 黄皓の言葉に劉禅は人払いをし、ぬかずき、祈念。
「われかおそは西川の守り神なり!陛下はただ泰平を楽しんでおられればよい。このうえ、何を求めようと言うのか。数年後には儀の国も陛下の手に帰するであろう。何も憂うることはない!」 巫女は昏倒。劉禅から過分な褒美をもらいました。
…よかったね。。。
この噂は前線の張翼の耳にも聞こえ、
「黄皓は巫女の言葉なぞを信じて、軍勢を出すことを承知いたしませぬ」
と立腹。そりゃそうだわな。
第117回。
鄧艾が陰平を越えた! この報が劉禅のもとへ届くと、劉禅はすぐに黄皓を召しだします。
「それは流言にございます。神が陛下をだますはずがござりませぬ!」
黄皓が巫女を呼ぼうとしたら、すでに消え去っていた。
ナイスばっくれ!∑(゚Д゚)
蜀の痛すぎる後半を引き立てるよう、良いスパイスとなった巫女。お疲れ様でした!