蒋顕 蒋琬(しょうえん)の息子 鄧艾と姜維の間を往復した伝者

どうも!

諸葛菜です! 出落ちは数だっ!質じゃあねえ!

ってんでガシガシいくぜ!

蒋顕(生年不詳-264年)

父:蒋琬 弟:蒋斌

演義登場回は第118回。 劉禅降服!成都は鄧艾軍に占領された・・・!蒋顕は蜀降伏の旨を伝えるため、紹介の元へ走りました。

一方、成都陥落の報を知らない姜維廖化張翼・董ケツらは剣閣に籠もって鐘会と交戦中。

蒋顕の活躍は伝令。マッカーサー鄧艾より、剣閣に籠もる姜維劉禅が降服した由を伝えさせました。

(原文) ここに、太僕蒋顕が剣閣に至って姜維に対面し、後主の勅命を伝えて、降参したことを伝えれば、姜維は茫然自失して言葉もなく、幕下の諸将はこれを聞いてこぞって怒り狂い、歯をかみならし、まなじりを決し、髪の毛を逆立てて剣を抜き放ち、石にきりつけて、(中略) 姜維降服後、蒋顕は成都に帰り、鄧艾へ「姜維が鐘会に下った」ことを報告。この報告を聞いた鄧艾は怒り狂った。

演義での活躍は以上。 諸将が怒り来るって石に剣を叩き付けたところで、蒋顕が殺されるのではないかと一瞬思いました(汗)。たかが伝令と侮れないですね。精神的にも負担が大きそうです、この仕事。蜀すでに滅んだ後にようやく登場できた蒋顕。

最後は、鐘会の反乱の際、弟の蒋斌と共に魏の兵士に殺されてしまいます。

ム、無念・・・。