覇-LORD-(三国志モノ)の第2巻を安く購入してしまった。

どうも! 諸葛菜です! 覇(2)を購入してしまいました。 100円で売っていましたが、50円になるのを待って購入してやりましたぜ!(゚Д゚) この覇。超三国志とサブタイトルがあるように、今のところ劉備3兄弟を中心に物語が進んでいく、ハチャメチャスーパー三国志

原作が武論尊。画が池上遼一

三国志と言う時代だからはもちろん、この二人がタッグを組んだことで、相当血生臭い漫画になると思っていましたら、期待を裏切らず、かっ飛ばしてくれています。

連載誌はビッグコミックスペリオール。 連載開始は2003年くらいだったかな?

主人公と思われていた劉備が、倭人の燎宇に首を跳ね飛ばされ、燎宇が劉備になり代わり、ストーリーが展開していく。

スペリオール自体が、隔週金曜発売であることと、雑誌が置いてあるコンビニが意外に少ないため、読みそこなうこともしばしば。

小山ゆう先生の「あずみ」のついでに読んでいたので、スペリオールを手に取っても雑誌後半に書かれている「覇」を読む確率はそんなに高くありませんでした。ですので、覇そのものが現在どんな状況なのか、この諸葛菜わかりかねまする!(;^_^A

さて、「覇」第二巻。

作の武論尊も読者の不意をつこうと、官軍の曹操義勇軍のリーダーを殺したり、呂布が鄒靖将軍の左腕を斬り飛ばしたり、友好的な人物に対し、不意に危害を与えることで、読者を驚かそうとします。

でも、燎宇(劉備)は弱き民、兵士に優しく、生まれつき持った器が大きく、軸のぶれない王道な主人公です。第二巻しか読んでいませんが、見所、というか突っ込みどころは満載。

  • 呂布「美貌も教養も備えた洛陽の最上級の“子宮(オンナ)”たちをひざまずかせ、そのすべてを蹂躙する!!」」

「子宮」と書いて「オンナ」と読ませる漫画はスペリオールならでは。

  • 明らかに女と思われるちょび髭を生やした趙雲が出てきたり。
  • 鄒靖将軍が横山三国志でいうところの朱儁将軍役。ずるがしこく、宦官におもねる将軍に設定されています。
  • 張飛関羽もなんとなく頼りない。
  • 曹操の身体が美肌すぎて、曹操が小学生くらいの頃、同級生っぽい男の子に囲まれて「おまえ本当にかわいいのう・・・抱かせてくれ」と言われて、頬を舐められたり。

少年A「そういえば・・・おまえの父親は、大宦官様に女子のように扱われて養子になったというぞ・・・」

B「血は争えぬなあ・・・」

マセ餓鬼がたくさん出てきて、武論尊先生の中国古代少年に対する偏見が垣間見れます。

今こんなことやったらPTAものです。

と、いちいち突っ込んでいたら、5日分の記事になりそうです。

三国志系のハチャメチャストーリーでは、「 反三国志」がトップかと思いましたが、「覇」はそれを上回るほどの無茶っぷり。周大荒さんの反三国志を10数年ぶりに手にとってみた

ブックオフとかに行けば、100円コーナーにあると思うので、是非、探して立ち読みしてください。