甯随 姜維の副将。剣閣に立て籠もるよう進言した男。

どうも!

諸葛菜です。

廖化夏侯覇張翼だけじゃないっ! 甯随(ねいずい)だって姜維を支えたんだっ!

[caption id="attachment_667" align="aligncenter" width="347"]著作者:Navarro Amaya (改変 gatag.net) 著作者:Navarro Amaya (改変 gatag.net)[/caption]

甯随(生没年不詳) ウィキリンクなし

 

郤正のアドバイスに従って、沓中へ屯田した姜維。 8万の軍勢を持って固めていたが、魏軍が20手に分かれて蜀へ侵攻。

姜維のもとには、廖化張翼はおらず(夏侯覇すでに死亡)、直々に迎撃。 すでに、陽安関、漢中が奪われ、漢城、楽城が陥落。絶体絶命のピンチにさすがの姜維も仰天。

金城の太守楊欣、諸葛緒、なんたら達が、更に姜維を追い討ち。

こいつらの一人ひとりの能力はさほどでもなさそうですが、数を頼みに、ハエのように姜維の周りをブンブン飛び回ります。 諸葛緒に退路を断たれ、姜維は「天に見離されたか」と長嘆。

 

ここで副将の甯随がグッドアイデアを放ちます。

「魏の軍勢が陰平の橋のたもとをさえぎったとは申せ、雍州に残っている軍勢は数少ないに違いござりませぬ。孔函谷より一挙に雍州をつきますれば、諸葛緒が陰平の軍勢を引き払って雍州を救いに戻るは必定。そこで剣閣に馳せもどって立てこもりますれば、漢中も取り戻せると存じます」

姜維はこれに従い、雍州攻めの構えを見せました。 諸葛緒はまんまとこれにはまってくれました。

 

イエイ!

 

結果、諸葛緒が引き返したので、橋のたもとの軍勢を追い散らし、剣閣へたどり着くことができました。このとき、さすがの姜維もあせっていたし、雑魚キャラに囲まれていたので、冷静ではいられなかったはず。

甯随のこの判断は素晴らしかったです。 もし、このとき姜維が行き詰って、雑魚相手に無双発動だけしていたら、どうなったかわかりません(汗)。

甯随の無双ぶりも見たかったなあ・・・

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魏軍の王頎(キ)、諸葛緒、楊欣らが姜維を囲む!

3人「姜維いい~!もう逃げられねえぜっ!」

姜維「はわわわ(汗)」

甯随、姜維をかばって3人の前に立ちはだかる。

甯随「貴様ら・・・順番決めろ・・・」

3人「な・・・何い!?」

甯随「順番を決めろ!どいつから俺の餌食になるのか!」

そう言い放つや、手に持っていた戟で王頎の首を跳ね飛ばし、返す刀で楊欣の胴を両断。諸葛緒が驚いて馬からまろび落ちるのを見るや、甯随の愛馬「黒王」が馬蹄で諸葛緒の頭部を粉砕する!!

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