皇甫闓(コウホカイ)姓は一流、皇甫嵩将軍の一族なのでしょうか?あと、爰セイも
どうも!
諸葛菜です!
鍾会将軍幕下の武将、皇甫カイと爰セイです。 彼も姜維を降参まで追い詰めた際に活躍した武将です。
[caption id="attachment_1325" align="aligncenter" width="540"] 著作者:Vector Fantasy[/caption]
皇甫カイは皇甫嵩将軍の一族っぽいですよね。
点呼落ちモブ武将シリーズ
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あと、爰セイですが、これは全くわかりません。中国語サイトの一部では、当該に死亡フラグをぶっ刺しやがった爰ショウと同じ家系では?などと、真心のあるマニアックな台湾人三国志ファンが軽いツッコミをいれていました。
爰セイに気を配ってくださる三国志ファン、私は大好きです。
皇甫カイが皇甫嵩の親戚だか子孫だけれど、皇甫嵩ほどの能力値はなく、なんとなく名家だということで蜀討伐戦に駆り出されていて、若い(仮に)爰セイが戦に逸ろうとするところを、抑えているところとか見てみたいですね。
別に・・・見たくないって?
「また、ガンダムの名シーンとかぶらせた記事を書くための伏線だろ?」だって? ・・・そうよっ!
蜀の姜維軍副将甯随(ネイズイ)が補給部隊の田章隊を壊滅させ、更に中軍に布陣していた鍾会の部隊まで被害が及んだ。
「大戦果を収めた蜀軍は、魏軍はすでに意気消沈しているだろう。よって奇襲などありえない。そう考えているに違いない。今こそこちらから奇襲だ」
と、総司令の鍾会将軍が言ったため、奇襲を行うことを軍議で決定した。
奇襲の前に敵方の偵察を命じられたのは皇甫カイ、爰セイであった。
敵陣を覗いてみると、本国から連弩と矢の補給を受けていた。 剣閣に突撃したところで、連弩の餌食になってしまう…。
「ああ、三台目も新型の連弩だ。まだあの中にもあるかも知れんぞ」
「叩くなら今しかありません」
若い爰セイは手柄を立てたくてしょうがないという口調で言った。
「我々は偵察が任務だ」
皇甫カイははやる爰セイを制止した。
「鍾会将軍だって、…戦場の戦いで勝って出世したんだ」
「おい爰セイ、貴様、命令違反を犯すのか?やめろ、爰セイ!」
「フン、手柄を立てちまえばこっちのもんよ!ヘッ、敵を倒すには早いほどいいってね」
油をタップリと塗りたくった大きな矢を、右手の強弩に込めた。狙いを定め発射。矢は新型の連弩にあたったが、全く刺さらず、火も燃え移らない。
「な、なんて連弩だ!強弩の矢をまったく受付けません!」
「我々は偵察が任務なんだぞ、退くんだ爰セイ!」
奇襲に気づいた蜀軍の部隊が動き始めた。背後に、数十の手勢を率いた蜀軍大将が迫っていた。
「あ、あれは蜀軍の白い悪魔…甯随!?」
鍾会の元に届いた報告は、皇甫カイ、爰セイが討ち取られ、新型の連弩が投入されたことだけであった。
「皇甫カイに若者が押えられんとはな。認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを」 鍾会は、大きくため息をつき、作戦を練り直すため将校らを集合させた。
もう、これで終わりです! 点呼出落ちモブ武将が全部片づきました~。 これも、パクリってことで、ペナルティを受けるんでしょうか?
年越しできるよう、祈ります!