焦伯 曹髦のために散った、隠れた忠義の士!華麗なる出オチ!

どうも!

諸葛菜です。

今回は、焦伯。

ご存じない? そりゃあいかんなあ・・・。

登場回は第114回

曹髦がついに激怒!司馬昭からの辱めに耐えられず、宮中で人を募り、司馬昭へかち込みをかけようとします。

「焦伯、焦伯はいずこ~!!すぐに兵を集めるのじゃ!」

護衛焦伯は曹髦の命を受け、殿中で兵(下人)を集めることになりました。 とはいえ、実戦の経験がない下人たちを連れて行っても戦の役には立ちません。

 

以下…妄想・~・~・~・~・~・~・~

下人たちを整列させ、入隊試験を行う焦伯。

何を思ったか、下人たちを片端から殴り倒していく。 いわゆる根性テスト。

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「殴られて目を伏せた者は捨てろ!睨み返した者だけを拾え!」

殴り倒されても、すぐに起き上がり、「なにくそ!」と反抗する精神を持つべき者こそ、曹髦軍にふさわしい。

「オレは、こいつらを三時間で戦える"兵”にする」

焦伯はただの護衛ではない。 下人を兵士に鍛え上げ、下人からも慕われる人徳を備えた漢であった。

 

・~・~・~・~・~・~・~

曹髦とともにかちこむっ!!

 

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曹髦の後ろには文官服を着た人たちばかり…。

曹髦は王経の制止を振り切り、龍門へと繰り出します。

賈充率いる鉄騎兵と衝突し、焦伯の主曹髦は成済に殺されてしまいます。

焦伯は槍をしごいて成済に打ちかかりますが、相手は実戦経験のある剛の者。 あえなく成済の戟の前に倒れてしまいました。

演義では速攻でやられてしまった出落ち武将。

しかし、圧倒的不利であった曹髦に最後まで使えた魏の皇室の死士でありました・・・。

焦伯お疲れさま