夏侯覇 part3 演義第112、113回は特にこれといった活躍はなし

どうも!

諸葛菜です!

夏侯覇の続編です。

前回は演義第111回まで。112回、113回でも北伐に同行しましたが、ほとんど活躍はしていませんでした。

夏侯覇 part1 夏侯淵の息子 姜維とタッグ編成!打倒司馬懿と曹家復興を目指すっ!?

夏侯覇   part2 蜀へ亡命し、姜維と共に魏軍を蹴散らすぜい!!

夏侯覇 part3 演義第112、113回は特にこれといった活躍はなし

夏侯覇   part4 最終章!空城の計にはまるっ!

唯一のセリフが、第113回。

「キ山こそ合戦の場にまたとなきところ、かしこへ出られるがよろしゅうござりましょう。丞相がキ山に六度も出陣されたのもそのゆえで、かしこを除いてかっこうの地はござりませぬ」

姜維に進言して、この戦を勝利に導きました。

蜀陣営に魏の武将王瓘(オウカン)が転がり込む!

次の登場は第114回。 曹髦が賈充・司馬昭に殺され、王経も処刑されてしまいます。これを口実に姜維が北伐の兵を起こしました。

姜維の軍勢の前に王瓘(オウカン)という魏の武将が5000の兵を率いて転がり込んできます。

王瓘(オウカン) 結果的には鉄砲玉(涙)!君のことは忘れない…姜維に挑んだ魏の忠臣!

先日、曹髦殺害事件で処刑された王経の甥。叔父の敵を討ちたいからということで、蜀に亡命を希望。姜維はこれを喜んで受け入れ、5000のうち2000を傅僉の兵に繰り入れます。 そこへ夏侯覇が到着。

「王瓘(オウカン)の申すことなぞを信じられるとは、都督とも思われぬなされよう。それがし魏に降りまして、寡聞ではござりましたが、ついぞ王瓘(オウカン)が王経の甥であるなぞとは、耳にいたしませんでした。彼の降参には何か企みがある様子ゆえ、ご再考のほど願わしゅうございます」

姜維は王瓘(オウカン)の言うことなどを信じておらず、彼のたくらみの裏をかこうとわざとだまされたふりをしていたのでした。

夏侯覇姜維と共に山あいに伏勢し、鄧艾軍を待ち伏せします。 王瓘(オウカン)の手紙を利用し、鄧艾をだまし、おびき寄せることに成功。 夏侯覇は、姜維、傅僉とともに鄧艾を袋叩きにし、鄧艾は徒歩で逃げ出しました。

一方、王瓘(オウカン)自身も廖化らに阻まれ壊滅寸前。 蜀軍にも被害は出たものの、鄧艾を打ち破り、王瓘(オウカン)も打ち破りました。

で・・・、

原文ママ) (中略)王瓘(オウカン)はついに四方から囲まれ黒竜江に身を投げて死んだ。他の者どもは、全て姜維のため穴埋めにされる。

 

いや~圧勝ですね!

夏侯覇も良くやっ・・・

 

穴埋め!?(((゜д゜;)))

姜維が穴埋めとは、姜維ファンにとってはショッキングだっ! この暴挙に対して夏侯覇は何も言わなかったのか?

 

ええい!ミンメイだ!明名書房を持ていっ!!(゚Д゚)

・~・~・~・~ 王瓘(オウカン)の裏切りを見抜いた夏侯覇姜維は王瓘(オウカン)の本隊および鄧艾軍を粉砕。

王瓘(オウカン)が魏へ帰ろうとせず、意外にも漢中に向かったおかげで鄧艾を逃がしてしまい、要所要所に設けられた陣屋、桟橋も全て王瓘(オウカン)によって焼き払われてしまった。

これには大将軍姜維も激怒。

北伐のたびに鄧艾に煮え湯を呑まされ、今回は勝利したものの陣屋を焼き払われるなど、王瓘(オウカン)の捨て鉢な作戦にしてやられた感もあった。

姜維は、主将王瓘(オウカン)を失いおびえた表情の兵士たちを見下ろしていた。

その数2000から3000人。 傅僉の軍に繰り入れた者も含まれている。 総大将の姜維からは「穴埋めにせよ」との命令が下された。 捕虜たちに穴を掘らせ、その穴に彼らを落とす。

傅僉は処刑の再考を姜維に願ったが、姜維の表情はいつになく恍惚としており、「やれ」の一言だけであった。

それを聞いた夏侯覇が慌てて姜維の前にまかり出る。

「は、伯約、正気か?!」

「正気とは・・・?」

「すでに降服した者たちだ。それは承知しているはず・・・」

「それは普通の兵士のこと…こやつらは鄧艾・王瓘(オウカン)の手下だぞ」

敵将の血を断つのは勝者のならわし

夏侯覇姜維の背に剣を突きつける。

「それが、この蜀の習わしなら、変えれば済むこと・・・殺しては何も残らぬ…生かせば特になることもある…」

それを聞いた姜維は冷笑。この男のぬるさが片腹痛いのだ。

「それが、“曹魏”の流儀か…」

「そんな流儀はこの蜀では通用せぬ!捨ててしまえ!夏侯仲権は、この国に生まれし蜀人であろう!」

姜維大将軍は蜀漢一の頑固者。夏侯覇の主張は通らず、捕虜たちは一人残らず生き埋めとなった・・・。

・~・~・~・~ ふ~、意外と長くなってしまったわい・・・。

夏侯覇が王瓘(オウカン)の企みを見破ったのが個人的には、好きなシーンです。 頼りになる漢だぜ、夏侯覇∑(゚Д゚)

ふっ・・・この夏侯覇の記事を読んで、また夏侯覇の女性ファンが増えちゃうんじゃないかな…?(・・。)ゞ

なんてな。 中途半端だけど、今回はこのくらいで^-^。