文鴦 part2 蜀の趙雲に匹敵する武勇。そして、悲劇の猛将…!

さて、毌丘倹の挙兵にあわせて暴れまわった文鴦君! 文鴦 part1 蜀の趙雲に匹敵する武勇。そして、悲劇の猛将…!

そんな文鴦君、今回は司馬昭の専横に怒った諸葛誕に協力。

再度、司馬一族との決戦に挑みます。

呉の孫綝(ソンチンまたはソンリン)からも雑魚援軍を得て戦っていたが、戦いは劣勢。

諸葛誕および文鴦、文欽、文虎は寿春に立て籠もる。

兵糧攻めに遭う中、諸葛誕の部将たちは一人また一人と降参を申し出るという最悪の展開に。見るに見兼ねた文欽が、諸葛誕に献策。

「兵を外に出して食い延ばしを・・・(略)」(至極正論なご意見でした・・・)

兵と自分を離間させると誤解した諸葛誕は怒り狂い、文欽をその場で斬首。

それを見た文鴦・文虎が白刃をきらめかせ数十名を斬り殺しまくり!文鴦、無双発動で鬼神のごとく暴れまわる。 2人で数十人を切り倒すとは・・・強すぎます。この兄弟。

城壁から飛び降り、魏の陣営に投降します。

文鴦が投降してきたと聞いて司馬昭は怒り狂う。先般の楽嘉城付近の戦いで、文鴦一人に大将が殺されまくった件を根に持っています。

司馬昭は彼を殺そうとしますが、鐘会がとりなします。

「悪いのは文欽で、文鴦・文虎兄弟はしかたねえ」

ってことで、逆に恩賞と爵位までもらいます。篭城中の諸葛誕軍に、俺らですら恩賞をもらった。早く出てこいや!と投降を促します。

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結果、諸葛誕軍の内部破綻により、司馬昭が淮南を平定します。 毌丘倹にせよ、諸葛誕にせよ、選んだ主に恵まれませんでした。というよりも文欽が誤ったのか・・・。落ち延びるにしても、蜀は遠いし・・・呉はイカれた孫チンが政権を持っていたから、落ち延びても生き残るのは難しそう。

光栄の「三国志」(シミュレーションゲーム)の文鴦の能力値を高くしてほしい!私は三国志7までしかやったことありませんが、確か武力80もなかった気が・・・?

90以上はありますよね!

投降後、演義を読んでみた限り文鴦はでてきませんでした。

ただ、ウィキを見てみると、晋が三国を統一後も大活躍していますね。いや、むしろ晋時代の方が活躍していますかね。

異民族討伐等で功績をあげています。だけど、最後は気の毒な最後を迎えましたね・・・。 アディオス・・・文鴦。