張当 曹爽のクーデターを吐く!拷問の末、獄死か・・・!?
どうも! 諸葛菜です!
張当をしっておるかあ!?
登場回は第107回。
司馬懿がクーデターを起こし、曹爽一門を逮捕の上軟禁状態に。曹爽兄弟は一命を取りとめ、屋敷に軟禁されていましたが、老賊司馬懿はこんなゆるい奴ではありませんでした。曹爽兄弟が司馬懿を信じ、安心しきっている間、ある人物に拷問を繰り返していました。 拷問されていたのは、曹爽の部下であった黄門の張当。彼はずいぶん頑張ったかと思いますが、ついにゲロしてしまいます。
「それがし一人ではござりませぬ。他にも何晏、トウヨウ、李勝、畢軌・丁謐たち五人が共謀して、簒奪を企んでいたのでござります!!」
上記五人組他、曹爽一味の逮捕のきっかけとなったのが、張当の自白。供述書をとってから何晏らを逮捕しました。
以上、演義での張当。
プチ妄想
もう少し、この事件を詳しく見てみましょうか・・・、
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司馬懿宅の敷地内にある獄舎。個人宅の敷地内に獄舎を設置したのは、司馬懿の趣味である。
そこには、曹爽家で働いていた小間使い、女中・・・そして張当が、羅卒のような獄卒数名から拷問を受けていた。張当は鞭で打たれても、水攻めを受けても口を割らず、3日間耐えている。
「おう。皆のものがんばっておるなあ」
このような血生臭い獄舎の中にはふさわしくない、少々しわがれていたが陽気な声が響いた。
「し、司馬懿様!ここはあなた様がいらっしゃるところではござりませぬ!」
鬼のような獄卒が、小さな老人を見て縮こまる。
「マスター・ホワイトヘアードデビル(白髪鬼)※(某バスケ漫画の監督とは別人)」小柄で白髪の好々爺に見えるこの男は、戦となると人が変わるといわれている。公孫淵を征伐した際、数千人を虐殺したことは、獄卒ですら知っている。
司馬懿は、老いたりとはいえ、その狼のような眼光で張当の身体をねめ回す。
「ほう・・・さすが変態曹爽の侍臣だけあって、無駄に美しいのう・・・」
「くっ・・・この狸めっ・・・」
「貴様ら、外せ・・・!わしがじきじきに吐かせてやろう・・・!」
司馬懿は獄卒たちを拷問部屋から追い払った。
以下、自主規制。
・・・・・・半刻後、司馬懿がふやけた顔をして、獄舎から出てきた。
「…もうよい。張当はゲロした。共謀者は何晏らじゃ…供述書もとったわいw」
「さ、さすが司馬懿様!…して、張当めは始末してもよろしいでしょうか?」
司馬懿はいつもの好々爺の表情に戻り、
「いや、わしが・・・飼う!!」
果たして張当の運命やいかに!?
~続かない~
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もし、張当が口を割らなかったら・・・?
きっと曹爽たちの運命が変わっていたかもしれませんね。でも、司馬懿のことだから、別の誰かを連れて無理やり吐かせたのでしょうね・・・(涙。